ザンボット3、ブレンパワード どちらも素晴らしい。
ザザザーザン!ザザザーザン!!ザンボットスリィー!ゴオォ!!
鉄は熱いうちに打て、全話見通してから2週間以上経ってしまった。が、振り返りつつ。
サンライズオリジナルアニメ第1作、富野監督作品。
いつかは見てみたいと思ってましたが、一気見できる事情もあり決行!!
現代に見ても新鮮味全開、ここまで家族総出で、地球の脅威に立ち向かう話だったとは。子供3人のメインパイロットだけではなかったのね。
またその親戚一同も癖のある人達で、戦いに否定的で基地から離れたり。
親戚の子がしっかりブサイクだったり笑 キャラクターの多様性!!
重要!さすが安彦さん。
そして、有名すぎて今更ですが。
戦うことで起こる街の破壊、弾圧される主人公一家。
日本中に溢れる難民の人たち、これは大人になった今でも衝撃の連続です。
中盤では悪名高い「人間爆弾」のエピソードもあり、泣ける。
敵方の宇宙人ガイゾックが人間に変装して難民キャンプを開き、そこに人を集めて密かに爆弾を埋め込む手術をしてしまうだなんて。まぁ、トラウマ。
毎回出てくる敵のメカ「メカブースト」もデザインが凶悪。
全く可愛げがなく、ただただ怖い。
そして驚くほどに強い!!これには驚きました。毎回、結構やられます。
街はやられ、人も痛めつけられ、ザンボットもボロボロ。
それでもなんとか戦い抜く。これは応援したくなる、、、、
終盤のエピソードで、ロボを操る主人公たち子供の方が大人より戦いに対して抱く恐怖心が薄い、それは睡眠学習も使ってある種「洗脳」されているというとんでもない説明がパイロットの家族から語られる。
怖い、しかし確かに子供の方が人の痛みに敏感ではないし、平気で虫も殺す。な、なんという着眼点。
そしてラストはもう涙無くして見れない、家族が散りゆく宇宙大決戦。
父ちゃんのラストなんて痺れます。勝平の父を亡くした時の表情。。。。
これが金田作画なのですね。
その後、真のボスとの決着があり、地球に帰還して迎えられるドラマ。
このシーンは、漫画GANTZでオマージュされてましたね。
富野監督、この頃から弾けまくりだったんだなと。
遅すぎた名作鑑賞になりました。
続けざまに、今度は『ブレンパワード』!
これは2周目でしたが、この作品は2周目からが本番。
1周目はオーガニック的なものを掴むのに結構時間がかかりました。
序盤から主人公である勇の家族に対する気持ちの描写が分かりやすい!
オーガニックというワードに1周目で慣れているので話も分かりやすいし、
キャラクターの会話の理解度も上がっている。エンディングに植物の接写写真を使っているあたりも最高のセンスだなと。
とても楽しく、26話一挙に見てしまえます。
この作品は、本当に見終えて名作SF映画を見た感覚になります。
始まりから終わりまで、無駄なエピソードがなく、謎の描写もあり、引き込まれる。
富野監督が第2の処女作という感じがなんとなくわかる。
ネリーブレンのフィギュアが欲しいなぁー。
ブレンパワードは驚くほど立体物のグッズが無いんだよな。
ガレージキットは全く知識がないので、組み立ても塗装もできないので。。。
いよいよ、次は「イデオン」!!
富野監督の傑作と聞き知っています。とうとう見るべきタイミングが来たか。
もうしばらくでこの好きに時間を使える期間は終わるのですが、
とても充実したトミカツができましたね。富野監督活動ですよ、もちろん。
「Gレコについて考えた」もあっという間に読んでしまいましたからね。
ぜひ、Gレコファンの方には読んで欲しいですね。
分厚いので電子版で読むと楽です。紙版も買ってしまいましたが。。笑