キネマ屋

日々の記録、趣味にまつわる思いを書き綴りたいと思います。

富野由悠季という人の魅力。

富野由悠季、アニメ監督。
 
とてつもなく有名で、偉大な功績を持った人。
 
そんな方が東京で講演会を行った。
大阪から駆けつけ参加した時のメモが見つかりました。
メモ内容はさておき、少し思い出して書いていきたいと思います。
 
タイトルにある魅力。監督の場合は、発するエネルギーの濃さ。
まさに生命力の塊だなと感じました。
 
 
2014年、富野監督が15年ぶりにガンダムで新作アニメーションを制作される。その名は「Gのレコンギスタ」!
 
放送されるまであらゆる雑誌の紹介記事を読み、ワクワクしながら本放送を待ったのが懐かしいです。
 
本放送前の1-3話までをまとめた先行放送劇場版、2回見に行ったのも現在進行形だから味わえたイベントです。
 
そんなGレコ!
 
本放送当時から難解だ、主人公の感情が理解できんだと言われていましたが私は前のめりで「いや、最高だろ!」と毎週味わい尽くしてとても幸福なアニメ体験ができました。
 
しかし終わってしまうと寂しく、もっと評価されると良いのになんて心の弱ったオタクと化してしまいました。
 
そして、
 
Gレコが完結して2ヶ月ほど後だったか。
 
総監督である富野さんが東京でトークショーをされると知り。
マッハで講演会を予約!
 
ドキドキで東京へと乗り込みました。
そして始まる講演会。
御大の軽快なトーク、すでに動いているとの劇場版の話!!
本当に!?と、ハラハラして話を聴き入ってました。
頭は常時スパークです。
 
ここから実際に劇場版1が公開されるまで5年かかりましたが。。。
 
そして月日が流れて。
 
 
先日、劇場版GレコⅡ ベルリ撃進のブルーレイが発売され自宅にて鑑賞。
 
ヘッドフォンの大音量、テレビに相対する自分。
 
もう1対1で、どっぷりと見入ってました。
最高に楽しい時間でした、キャラクター心理が深堀され、
ケルベスとベルリがデレンセンの戦死にふれるところは思わず涙が滲みました。
驚きました。こんなにドラマに感情移入していたことに。
 
テレビでは劇の展開が早すぎてとにかく頭の処理が間に合わず、
楽しいけど何か勢いだけで流されてる感があったので。
 
映画館で見たときは次々に場面が変わり、ついてくのに必死だったのですが
この劇場版シリーズは自宅で見ると、しっくり来る。
頭に入りやすい。自分がバカだからか?
 
 
富野監督はもう70代後半。
そんな人が魂燃やして今も仕事をされている。
とてつもないエネルギーを持った人。
 
講演会でありがたいことにサインまでいただき、写真も撮らせていただいた。
あの時感じた底知れない人としての力、魅力。
 
見習わないといけないなと思います。
 
尊敬する方を見れる機会、お会いできるイベント、本当に貴重だと思います。生きる力をいただける。本当に。頑張ろうと思いました。