キネマ屋

日々の記録、趣味にまつわる思いを書き綴りたいと思います。

初・伝説巨人イデオン

富野由悠季作品の局地、イデオンに挑む

 

とうとう見るべき時が来たか。

イデオン、あのジムの神、または偽ジムを。

 

近場のレンタル店にはソフトがなかったこともあり視聴はずっと先延ばしにしてました。

 

ネットの動画サービスで見るという発想はなし。見るならテレビの画面が良い。

 

で、北米版Blu-rayを入手し、視聴。

この物欲、罪深い。

 

ガンダムの本放送、翌年の作品。

作画はガンダムより安定していて、キャラの絵もきれい。

見始めて思ったのは、話がややこしくない。

 

地球から遠く離れた星へ移民してきた人たち。

その星を調べているらしい。

そして現れる、異星人。惑星外から地球人を監視し、接触を試みる。

(ザクに乗ってサイド7に潜入してくる構図と似てる)

すれ違いの接触によって、交戦が始まってしまう。

 

そして目覚める、謎の遺跡。イデオン!!!

冒頭から戦闘中に亡くなる方々の描写が結構グロいww

目玉ポーンって普通に描かれている!脅威!!

 

しかし、話がややこしくない、わかりやすい。

これは富野アニメでもめずらしい感覚。

 

攻めてくる異星人の名前はバッフクラン。

知性のあるインテリジェンスな感じ。

彼らのメカセンスだけが笑っちゃう笑

 

イデオンは、ガンダムほどロボプロレスをやらず敵の新型が出てきてもあっさり見せる感覚。そして出てくる女性が強い!!我が全開!!

 

そして、毎回の戦闘で新鮮味を失わないイデオンの存在感。

すんなり動いたり、ゲージの反応がなく不調だったりする。

序盤から基本は超巨大感覚のスローアクション。

パンチ、キック、掌底で敵を粉砕していく。

 

絶対的な強さ、というわけではなく、ピンチにもなるがイデオンゲージなるものが反応し、反撃、撃退。いつ覚醒するのか見てて楽しい。

 

謎のエネルギーイデ。

それは人の手では管理できず、恐怖すら感じる。

管理できないものを使い続けることへの恐れ、警戒心。

 

これは言うなれば原発的なことなのかなぁ。

この作品が発表された頃からもう原発=危ない的な動きはあったのかなとふと思います。

 

イデオン14話まで視聴。物語はまだまだ続く。

13話は「異星人を撃て」人間ドラマが濃いエピソードが展開される。

ここでピックアップされる女の子、バンダ・ロッタ。

彼女のセリフ、「弾がなくなっちゃったよぉ。。。」が胸に迫る。

 

あぁ。イデオン、どうなっていくのか。楽しい。

ただの感想・・・・